みみずく通信

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アメリカ人と喋った

僕の家は今から30年ほど前にホームステイを受け入れていて、その関係でかつてうちにホームステイしていた人とその家族とに、未だに関わりがある。

今回そのホームステイしていた人の娘、年齢で言うと19歳の人が、日本に1人で旅行にきた。最後に会ったのは中学生の時、僕と僕の家族がアメリカに旅行で1週間滞在したとき以来である。名前はエリーで、アダムという兄とアーサーという従兄弟がいる。アーサーは僕が高校生のときに日本に来た。アメリカに行った時にはアダム、アーサー、僕、弟でずっとスマブラスターフォックスをやっていた仲である。

以前なら英語がわからなければ父親に助けを求めればよかったが、今回は僕がもう大学生でバイトの塾講師では英語を教えているということで、忙しい父親に代わって翻訳係として何度も呼び出されることとなった。日本人とすらうまく喋れないので大変だった。TOEICみたいに選択肢が出てほしい。会ってみたら記憶の中のスレンダーで可愛らしい金髪のエリーは、これがアメリカンスタイルというやつか、縦にも横にも大きく成長していた。久しぶりに会った最初の印象は「強いお母さんになりそう」だった。バーゲンセールで無双してそうだ。あとちょっとオタクになっていた。デスノートとか進撃の巨人とかソードアート・オンラインとかBTOOOMとか。エリー曰く自分はローレベルのオタクだけどアーサーはハイレベルのオタクだよとのこと。俺もローレベルのオタクだよ。アダムは車にハマってるらしい。小学生のとき、アダムからMagic: The Gatheringのブースターパックをもらったことを覚えていたので聞いてみた。

 

ぼく「俺いまマジックやってるんだけどアダムとアーサーはまだやってる?」

エリー「アダムはやってないけどアーサーはまだやってるよ。ていうかアメリカの男の子はみんな大学で毎日毎日マジックばっかやっててガールフレンドはみんなイライラしてるね」

ぼく「HAHAHA(乾いた笑い)」

 

アメリカでもよくあることらしい。