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みみずく通信

毎日更新

イギリス英語がどうのこうのみたいな話

ブログを書きたいけど今日も一日ひきこもってゲームしてただけで書くことがないので、TOEICやらTOFELやらで最近よくやってる英語の話でもしようと思います。でも僕はあんまりまともに授業を受けてこなかったから知らなかっただけでもしかしたら一般常識なのかもしれない。

 

1. アメリカ英語とイギリス英語

僕も網羅的に知っているわけではないし、ネイティブでもないしなんなら発音記号ではなくカタカナ表記なのでへ~くらいに思っていてほしいのだが、アメリカ英語とイギリス英語には多くの違いがある。

たとえばcan't。

canの時点では同じくキャンと発音するのだが、can'tになるとイギリス英語ではカントに近い発音になる。最初は国による発音の違いなんて考えてなかったのでカントが聞き取れずスクリプトを見て???????ってなっていた。ちなみにカントと発音しようとして一歩間違えるとcunt(膣)に聞こえてしまうので日本人はおとなしくキャントって言ったほうがいい。今はイギリスでもいろんな発音がごっちゃになってキャントって発音する若者も普通にいるらしいしね。

あとはr絡み。

doorとかtourとかwaterとかhardとかhearみたいに母音のあとにrがくるとき、アメリカ英語では僕たちが苦しんできたあのくぐもったrの音を出すけど、イギリス英語だとただの長音になる。これはイギリス英語のほうが日本人としては発音しやすいし聞き取りやすいんだけど、中途半端にアメリカ英語に慣れてるせいで最初doorをドーって発音されたときは全然聴き取れなくて困惑した。

あとイギリス英語はtをちゃんと発音する。中学生くらいのときに先生からwaterはウォーターじゃなくてワラ―なんですよ~なんて言われた人もいるかもしれないけど、それはアメリカ英語の話でイギリス英語ではけっこうウォーターに近い発音になる。イギリス英語って全体的に抑揚がないし長い単語だと音落ちが起きたりして早口っぽいのになんでこれは律儀に発音するんだろう。。。

他の地域における発音の違いだと、オーストラリア英語では普通エイと発音するところをダイと発音するのでtodayがトゥダイになるとか有名だよね。

スペルの面でも違いは多い。あんまりにも多いので例は少しに留めるけど、たとえば映画007の最新作「スペクター」の原題はSpectreだった。これはアメリカ英語だったらSpecterになるので、映画館に見に行ったとき、改めて007ってやっぱりイギリスなんやなあ……とぼんやり思ってた。他にはorがourになるのでfavoriteがfavouriteになる。高校生のとき、TweetDeckがTwitter社に買収されるずっと前、TweetDeckのアンドロイド版のふぁぼ表示がfavouriteで、え?誤字かな?と思って調べた思い出がある。ひょっとするとあれがイギリス英語を初めてちゃんと認識したときかも。

この辺のスペルの違いは、昔はスペルが曖昧だったのが、活版印刷術が発達して初めて辞書というものが作られた時に原因があるらしい。アメリカで辞書を作った人は”実際の発音に見合ったアメリカのスペルを作ろう”としたが、イギリスで辞書を作った人は外来語の綴りはそのままにしようと考え、その差が現代まで続いてるということ。たしかにフランス語由来の単語のうちブレがあるものは、イギリス英語がフランス語と同じスペルになっている。

単語でもsoccerとfootballだったり、first floorがground floorだったりいろいろあるよね。昨日塾で生徒がtaxiをスペルがわからないからってcabって書いててよく知ってるね……って言った。BBCSHERLOCK見てたら本当にタクシーのことcabって言ってて感動したみたいなオタク語りをしそうになったけど耐えた。

2.クイーンズ・イングリッシュとコックニー

イギリスは階級社会で、かついくつかの地域の連合王国なので一口にイギリス英語と言っても方言が激しい。アメリカがあんなに広いのにあんまり訛りがないのとは対照的。

そんなイギリス英語の中でも特に対照的なのがクイーンズ・イングリッシュとコックニー

クイーンズ・イングリッシュは容認発音(Recieved Pronunciation = RP)とも呼ばれる、もともと上流階級で話されていた英語。BBCのニュースキャスターもこの発音で話すのでBBC英語とも言われる。まあ最近じゃどこもごちゃごちゃで綺麗なRPを話すのは数%程度らしいけどね。

それにたいしてコックニーは労働者階級で話される英語で僕たちからすると聴き取りづらい。大阪弁みたいな感じなんだと思う。僕が好きなドラマSHERLOCKの1話で出てきてシャーロックと対決するタクシー運転手がコックニーだった。ハリーポッターシリーズでもフィルチやハグリッドなんかはコックニーっぽい訛りが酷くて、逆にマクゴナガル先生やハーマイオニーはRP。有名な映画マイ・フェア・レディは主人公がコックニーを直してRPにしようと頑張る話らしいね。見たことないけど多様性を認めようって風潮の強い現代の社会やハリウッドだとめっちゃ叩かれそう(?)あとはサッチャー首相が男社会の中で認められようとコックニー訛りを直してRPを身に着けて成功したって話も有名。逆に庶民的な言葉使いで成功した首相もいるけど。

さっき言ったオーストラリアの発音も、コックニーの特徴でもあるし、イギリスの植民地で流刑地だったオーストラリアの歴史的経緯を考えると元々はイギリス英語だと言えるのかも。

 

 

ほんとはもっと英語全般について話すつもりだったのに地域による違いだけで意外と長くなってしまったので終わりにしようと思います。こういう文化について調べるのは好きなんだけど耳がポンコツだから細かい違いとかどうしてもわからないこともあって悲しい……。